2008年4月6日日曜日

日本での Creative Commons 採用事例集

<日本でのCreative Commons採用例>

。。。というのをまとめるブログ記事を書いていたのだけれどCCJPがめるまがでもまとめていたので

それに補う形で再度まとめてみました!

 


 ■映像


 *eye vio

    ソニーが提供するサービス。オフィシャルコンテンツと、ユーザーの投稿した動画の両方を楽しめる。
    サイト内での検索結果を、マイチャンネルという形で残せる機能が特徴。
    ソニーが提供している video magicというソフトのBASIC版を使って動画の作成/編集ができる。

 *Yahoo!ビデオキャスト
 
     Yahoo! Japanが提供するサービス。Yahooが提供するSNSや、ブログ・掲示板等と連動。
     動画の性格・評価などが細かく表示されており、動画の持つ性質が一目でわかる。

 *@nifty動画共有
   
    niftyが提供するサービス。CCmixterについてもサイト上で紹介しており、
    CCライセンスで公開されている音楽も検索及びダウンロードが可能。

 *Clip Life
   

    NTTグループが提供するサービス。オフィシャルコンテンツも数多く用意されている。
    アップロード時に、自動的にダイジェスト版が生成されるのも特徴。


 *FlipClip


    FlipClipが提供するサービス。CCライセンスの他にカテゴリや位置情報などのメタタグがいれられ、

    動画を地図にプロットするような機能がある。

 *ICC HIVE
 
     メディアアートセンター、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]の活動記録アーカイヴ。
     展示やワークショップ、アーティストや専門家による情報社会と

    先端表現に関するシンポジウムやインタビュー、ライヴの映像等がCCライセンスで公開。


 ■画像/写真

 *ロフトワーク


    日本最大のクリエイターのコミュニティ。

    自分の作品などを公開するポートフォリオやストレージなどがすべて無料で、クリエイターの人達に人気が高い。

    コラボレーションやイベントなども企画も対応。


 *フォト蔵
 
     写真・動画共有サイト。写真・動画を10,000枚までアップロードできる。1枚あたりの容量は10MBまで。
     アルバムごとにCCライセンスを付与するスタイル。CCライセンスつきの写真が検索できる。SNS機能つき。


 *PHOTOHITO

     価格コムが提供する写真共有サイト。写真・動画を10,000枚までアップロードできる。

    1枚あたりの容量は8MBまで。カメラ毎、レンズ毎、地域毎に分類されていることが特徴。
  
 *zorg
 
     写真・動画共有サイト。最大容量は10GB+と、かなり大きい。写真1枚ごとにCCライセンスを付与できる。
     オリジナルのデジタルフォトフレームや名刺作成などのサービスもある。SNS機能つき。


 ■音楽



 *mf247

 

     インディーズミュージシャンが集うポータルサイト。アップロードした楽曲にCCを付与することができる。

     CCアーティストの参加リストからどうぞ。


    また、アーチスト視点でのクリエイティブコモンズの説明ページも素晴らしい。


��ニッポンハスキー by Good Crew


    コロンビアミュージックエンターテインメントが運営するOtorevoからデビューした

    Good CrewというバンドのファーストアルバムのボーカルトラックがCC-BY-NC-SAライセンスで公開され、

    リミックス素材としてダウンロードできるようになっている。



��ついコン〜What are you doing?〜


    Twitterでついつい出会った人たちが集まって音楽アルバムを作った「ついコン」こと

    ついったーコンピレーションアルバム。音楽制作はもちろんロゴデザインからサーバ提供に至るまで

    全てがTwitterでの呼びかけ、peer productionで作られた作品。CC-BY-NC-SAライセンスで公開。




�� Neuro Net Recordings archive (selected by Kenji Rikitake)

    "NNR
Megacomp 2006."として公開されていた超かっちょいいテクノミュージック82曲が
    CC-BY-NC-NDライセンスで公開されています。
    NNRとは Neuro Net Recordingsというレーベル名。
    また、こちらではJJ1BDXというアーチスト名で活躍されているKenji Rikitakeさんの
    テクノミュージックがCC-BY-NC-NDライセンスで公開されています。これまたCOOL!

4/10追記:



�� Chain Music (坂本龍一)

    アメリカのイラク派兵反対/平和を訴える為に始められた
    チェーンメールの音楽バージョン、チェーンミュージック。
    元の音楽を変えずに、みんなで追加していく形。CC-BY-NC-SAライセンスでの公開。



�� Stop Rokkasho (坂本龍一)

    六ヶ所村のリサイクル施設建設反対を訴える為に始められたプロジェクトで、
    坂本さんの音楽をダウンロードして、リミックスした音楽をみんなでアップロードしていく形。
    現在74曲がアップされている。CC-BY-NC-Sampling Plusライセンスでの公開。



�� Wataridori2 (Cornelius)

    WiredとCreative Commonsが共同で行った Wired CDプロジェクトで、
    Beastie BoysGilberto GilSpoonなども参加したアルバムにCorneliusも参加。
    なお、このアルバムに収録されている曲はCC-BY-Sampling Plus ライセンスの物と
    CC-BY-NC-Sampling Plus ライセンスの物が混ざっており、Wataridori2はSampling Plus.
    他の曲のライセンス確認(およびダウンロード)はこちらから。




�� クリエイティブ•コモンズのススメ

    Joi x 小山田圭吾さんのインタビュー

    Joi x 坂本龍一さん x 小山田圭吾さんのインタビュー

    Mozilla24というイベントのプログラムの一つ、Firefox Rock Festivalというコンサートを機に、
    ミュージシャンの立場でCCライセンスで楽曲を公開することについて
    Joi、小山田圭吾さん、坂本龍一さんの対談が実現し、映像が公開されました。


■出版


 * WEB2.0の未来 ザ・シェアリングエコノミー 


     デジタルガレージが著作権者。デジタルガレージが中心にオーガナイズしているカンファレンス

    "THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2006"の模様を収録したムック。

    インプレスR&Dで出版。CC-BY-NCライセンスでの公開。


 *  CONTENT'S FUTURE 


     津田大介氏、小寺信良氏が著作権者。Youtubeをはじめとするインターネット上の動きに対して、

    既存のコンテンツ産業の現場の考えを切り取った対談集。

    翔泳社で出版。CC-BY-NC-NDライセンスでの公開。



 ■テレビ


 * BlogTV


    デジタルガレージがスポンサー/制作し、東京MXで2006年7月から2007年9月まで放映。

    2006年8月末からのコンテンツについては、CC-BYライセンスで番組を制作(音楽もCCライセンスの物を利用)

    全編をYouTubeやGoogle Video、i-revoなどの動画共有サイトにアップロード。

    私も企画/制作/出演/ディレクター/カメラマン/編集/通訳/翻訳等していた、思い出の番組です。


■教育

 
��Japan Open Coursewareの一部

    Open Coursewareとは、大学等で正規に提供された講義とその関連情報のインターネット上での無償公開。
    大学、大学院に在籍している学生の単位取得の対象として実施された講義での、
    シラバス、カレンダー、講義ノート、講義ビデオ(pod-castingを含む)等が公開されている。

    慶応義塾大学等は、このOpen CoursewareにCCライセンスを利用。
    JOCW自体の利用条件は「OCWとして提供されている情報は原則として「非営利の教育目的」については、
    使用、コピー、配布、翻訳および変更が自由に認められます。
    上記の利用条件は基本的にクリエイティブ・コモンズライセンスの表示・非営利・継承に相当します。」
    としながらも、CCライセンスを採用するかどうかは各大学の判断にゆだねられている模様。


 
��FTEXT

 

    エフテキストは全国のボランティアの人たちの協力で、数学の教科書や演習問題,
    センター試験解答・解説を作成し,無料で配布している団体。

    数学の教科書、問題解答データベースなどにCCライセンスを利用している。


■その他


 *フォクすけ



    Mozilla Japanの「日本発」マスコットキャラクター。


    フォクすけの画像パーツ画像がCC-BY-NCライセンスで公開されている。かわいい!かわいい!かわいい!


  
 *はてなロゴマーク
 
    2007年5月のロゴリニューアルから、
    はてなは、新しいロゴマークの、形状データの高解像度データを、BY-NC-SAで公開している。

 *グッドデザイン賞(グッドデザインファインダー)
 
     グッドデザイン賞の全受賞対象3万点以上を検索できるデータベース。
     2007年度以降のもののうち、受賞者の同意を得たものはCC-BY-NDで公開されている。

 *雪導WEB

 

    携帯端末用RPGソフト「ユキシルベ」の開発サイト。

    開発グループ「雪導project」のコンテンツはCCライセンスのもとで公開されている。

    対応機種:90xiシリーズ全機種(DoCoMo)、オープンアプリプレイヤー対応全機種(au)



 *Choix

 

    株式会社アセントネットワークスが運営するソーシャルニュースサイト。

    引用を除くコンテンツの二次利用はCCライセンスのもとで行うことができる。


 *Concepts licensed under Creative Commons


    なんらかの事情により実現することができなかったプロジェクトの原案を公開している。

    原案はCCライセンスのもとで利用・改変することができる。




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