Mohamed Nanabhay さんは AlJazeera Network の新メディア事業のトップ。 "The Commons in the Corporation : The challenge of raising awareness within media corporations"というタイトルでスピーチを行いました。.
メディア企業・情報産業にとって、現在、新プラットフォームの登場・テレビ視聴者の減少等、すべてが著しく変化しています。
30才以下の (MySpace世代と呼ばれる)メディア接触とメディア利用、メディア共有のあり方はそれまでの世代と全く異なります。パソコン、ゲーム機、携帯電話などあらゆるツールを使いこなします。親はニュースについてCNNで放送された時点で知りますが、子供は他のメディアを使って親より先に情報を得ているのです。
MySpace世代の若者たちは、ニュースを Google News, Facebook や podcast等で入手します。コンテンツの制作も様変わりしました。ジャーナリストだけでなく、一般市民も写真を携帯カメラで撮影し、その場でさまざまなプラットフォームにすぐにアップしてしまいます。 コンテンツは簡単にリミックスされ、そのコンテンツのサイクルが回り始めます。だからこそ著作権の話が面白いのです。
メディア企業はこういった状況に対して、どうしたらよいのでしょうか?
Mohamedさんは6点ポイントをあげています :
1) Reputation(評判)- 組織の評判を上げること。革新的な企業としてみてもらうことが重要。
2) Distribution(流通)- 色々な言語の人に情報を届けること
3) Financial(財務)- オンラインビジネスモデルを見つけること
4) Community Empowerment(コミュニティの力)
5) Respect our audience(オーディエンスを尊重する)
6) Challenge competitors(競合にチャレンジ)
Al Jazeera での経験からのアドバイス:
小さく始めて先行事例を作る
戦略的な価値を立証する-YouTubeを利用して動画をアップし、 3500万のビューを稼いだ。数字は強い。
真実を伝えるのは難しいことだが、真実を伝えないことはもっと難しい。
スピーチの動画はこちらにアップしてあります。
スピーチのスライドはこちらにアップしてあります。
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