2008年9月19日金曜日

Business Success in Open Networks- Episode #2

LinkedIn と Joi Labs と 慶應義塾大学國領研究室の合同プロジェクトとして行っている、 "Business Success in Open Networks" の第2弾映像 Episode2 を公開しました。

Episode1では伊藤穰一(Joi)氏/國領二郎氏により、「日本におけるオープンビジネス」の形と可能性やその背景にある考え方(サクセスとは何か/オープンビジネ
ス、オープンネットワークとは何をもってオープンと呼ぶのか/米国は本当にオープンなのか等)について考察が行われました。

今回のEpisode2では、Joiと國領先生をホストに、新生銀行の八城政基様にお話を伺いました。
八城様、お忙しい中貴重なお話を誠にありがとうございました!


Business Success in Open Networks Episode #2

下記、ディスカッションの論点をまとめました。


��日本ビジネスの閉鎖性>

-日本ビジネスは流動性がない。終身雇用/同じ種類の人ばかり。

-排外思想が強い。外からトップを入れない/日本人のみである。
-日本の経営者は会社を自分の物だと思っている→株主のことを考えるべき
-日本のマーケットしか見ていない→世界のマーケットを見るべき

<「がんばろう!」ではなく具体的な努力を>

-外国人にはわからない日本の「苦しみの美学」の存在。
-効率的に、クレバーにやろうとすると「マネーゲーム」とネガティブな印象で受け止められる。

八城:
-日本人は特徴があることを嫌う
-日本人は他人が成功するのを嫌がる(他人の不幸は蜜の味)
-みんなが平等に→みんなで日本が沈んでいく。これは変えないといけない。
-がんばりましょうというだけで気分が晴れてしまう。
-「がんばりましょう」ではなく、具体的な目標をもち、目標達成までの方法まで決めるべき。
-アメリカは競争社会で努力しなければならない。
- 日本は暮らしやすく、日本人は努力しなくなっている。もっと努力しなければならない。

<エクソンの人材育成:まず専門性、次に総合力>

-ジェネラルマネージャーの作り方の例として、八城さんが働いておられたエクソンの事例。
-最初の10年程度は、専門知識を身につけさせる。
-35歳くらいで世界中からトップになれる人を100人程度集め、選別。
-トップ50人程度をジェネラルマネージャーとして育成。
-よって、人材の層が厚く、常にかわりの人材がいる。
-日本では、ローテーションでジェネラリストを育てた結果、

 何でも知っているようで何も知らない、専門性のない人材を作っている。

<個人でのキャリア形成にはネットワークを利用>

-個人でのキャリア形成には限界がある。だからこそネットワークを利用すべき。

-日本のネットワークは、単にお酒を飲むだけで本当のネットワークではない。
-お互いに知識/経験を共有し合い、切磋琢磨し、全体を引き上げるようなネットワークを作るべき。


なお、冒頭には編集バージョンをお送りしましたが下記にてフルバージョンをご覧頂くことが可能です。




Business Success in Open Networks Episode #2 Full ver-1
Business Success in Open Networks Episode #2 Full ver-2
Business Success in Open Networks Episode #2 Full ver-3

Business Success in Open Networks Episode #2 Full ver-4




2008年9月6日土曜日

デスクトップ百景に掲載して頂きました

インプレスさんの企画で、「デスクトップ百景」という色々な方のデスクトップを紹介するサイトがあります。

常々面白いなあと思っていたのですが、なんと私のデスクトップも掲載してみないかとお誘いを頂いてしまいました。

私のデスクトップは至って普通のアプリケーションしかないので、あまり面白くないと申し上げたのですが、特別なことがなくても「隣の晩ご飯」感覚で楽しい物ですので是非。。。と仰って頂いたので、恐縮しながらも掲載して頂くことになりました。

せっかくですので、どなたかの、何かの参考になれば幸いです :)

デスクトップ百景
第七十六景:メール、IM、Twitterなどコミュニケーション重視のデスクトップ(山崎富美)

インプレス様、ご担当のK様、貴重な機会を頂きまして誠にありがとうございました!



2008年9月5日金曜日

烏賀陽さんとオリコンの事件で考えたこと

先日、とある夕食会で初めてフリージャーナリストの烏賀陽浩道さん(以前は朝日新聞やAERAで記者だった)とお会いする機会がありました。

「烏賀陽事件」「オリコン訴訟」については、皆さんよくご存知なのかもしれませんが、後の本論に入る前に少しだけ概要を書かせて頂きます。

烏賀陽浩道さんというフリーのジャーナリスト(個人)が「インフォバーン」社発行の月刊誌「サイゾー」06年4月号の記事「ジャニーズは超VIP待遇!?事務所とオリコンの蜜月関係」に対するコメントを電話で求められ、そのコメントがサイゾー誌に掲載された。(烏賀陽さんが意図する形での掲載ではないらしい件はさておき)

株式会社オリコンは「事実誤認に基づく名誉棄損行為に対する5000万円の損害賠償と謝罪」を求めて、烏賀陽さんを東京地裁に提訴。

烏賀陽さんに、何か協力できることはないかとお聞きしたところ、ブログに書いてほしいとのこと。
以下、私なりのまとめと思うところを書きました。

<時系列>

●2003年2月烏賀陽さんがオリコンについて書いた記事が「アエラ」03年2月3日号に掲載された。
http://ugaya.com/private/music_jpopcolumn18.html
    内容は、オリコンのデータとPOSデータ(サウンドスキャン社)のデータが乖離しているのはなぜか?という疑問を提示したもの。
    この記事に対して当時オリコンの小池社長から直々にお怒りの電話があったそうです。

●2006年4月「サイゾー」06年4月号51ページの「ジャニーズは超VIP待遇!?事務所とオリコンの蜜月関係」という1ページの記事に、烏賀陽さんのコメントが20行ほど掲載された。
http://ugaya.com/column/0604saizo.html


●2006年12月13日、東京地方裁判所からサイゾー編集部宛に、損害賠償訴訟の訴状が送付された。内容は、オリコンが烏賀陽に対して5000万円の損害賠償を請求するというもの。
訴状はこちら

●2006年12月19日、オリコンがプレスリリースを発出。
http://www.oricon.co.jp/news/confidence/40446/

内容は以下の通り

    1)「オリコンは調査方法をほとんど明らかにしていない」(烏賀陽氏発言)

     弊社は、調査方法について昭和43年のランキング開始時以来明示しています。またその調査店についても平成15年7月以降、弊社のWEBサイト、雑誌等のメディアにおいて開示しています(3,020店)。さらに、調査方法については、他社メディアの取材にも応じています。

    2)「オリコンは予約枚数をもカウントに入れている」(烏賀陽氏発言)

     昭和43年のランキングの開始時から今まで予約枚数をカウントしたことはありません。


●2006年12月21日、オリコンの小池社長の声明「謝罪するならば提訴を取り下げる」
http://www.oricon.co.jp/news/confidence/40565/

 今回の提訴は、烏賀陽氏が平成15年2月発売の週刊誌「AERA」において根拠不明のまま弊社を誹謗中傷したことが発端にあります。本年3月発売の月刊誌「サイゾー」においても、弊社のランキングに対しての「明らかな事実誤認に基づく発言」、すなわち「オリコンは調査方法をほとんど明らかにしていない」「オリコンは予約枚数をもカウントしている」というコメントを烏賀陽氏は寄せています。弊社が問題にしている「明らかな事実誤認に基づく誹謗中傷」は烏賀陽氏のコメント部分のみに掲載されていました。弊社が烏賀陽氏に宛てた内容証明郵便に対する回答FAXの中で、烏賀陽氏は、ご自身でコメントの内容を修正・編集された旨を述べております。これが烏賀陽氏への提訴に及んだ理由です。また、烏賀陽氏のマスコミへの影響力が決して小さくないことも我々は考慮に入れざるを得ませんでした。

 ただ、我々の真意はお金ではありません。個人攻撃でもありません。上記のとおり、烏賀陽氏に「明らかな事実誤認に基づく誹謗中傷」があったことを認めてもらい、その部分についてのみ謝罪をして頂きたいだけです。その際には、提訴をすぐに取り下げます。


●2007年2月8日烏賀陽さんがオリコンに対して「訴訟権の濫用」として反訴
反訴状 

●2008年4月東京地裁判決で、烏賀陽さんが敗訴。100万円の支払いを命じる判決。
Oh My News 記事

<問題点>

論点をまとめようと思ったら津田大介さんのブログ「音楽配信メモ」に非常に詳しく書かれていたため
こちらを読んで頂くことをお勧め致します。
津田さんのブログ記事

1)記事を掲載した「サイゾー」および発行元「インフォバーン」は訴えられず、烏賀谷さん個人が訴訟対象となった。

本来は筆者であるサイゾー副編集長/サイゾーの編集長/インフォバーン社であるはず。
今回は、善意でサイゾーの取材に受けたにすぎない情報提供者である烏賀谷さん個人が訴えられました。
今後インタビュー/取材を受ける人はそのようなリスクを負わなければならないのでしょうか。

2)5000万円という金額の根拠は?

訴訟を受ける側としては、高額訴訟だと弁護士費用がかさみます。
現在は弁護士費用は自由化されているが、参考まで旧日弁連の報酬規定に従うと
着手金が219万円、勝訴した場合には請求金額の10%、つまり5000万円の訴訟を受けると500万円
合計719万円を弁護士に支払わなければならなくなります。
金額はさておき、個人にとって訴訟費用の負担は重いでしょう。

3)オリコンのデータ

オリコンが開示しているデータとPOSデータの間に乖離があるのではないかという疑問で、
その原因は予約枚数を入れているかどうかが裁判の争点にもなっています。

こちらについては、津田大介さんのブログ「音楽配信メモ」に識者へのインタビュー記事が掲載されています。

4)サイゾーの編集責任

サイゾーの記事は、サイゾーのコメント→烏賀谷さんのコメント→サイゾーのコメント
という形でサンドイッチされており、誤解を招きそうな構成になっていました。

かつ、烏賀陽さんは記事を全文見せてもらったところ
自分が言ったことからニュアンスを変えて書かれており、
掲載を断ったが掲載されてしまったとのこと。。。

<訴訟の内容以外で私が問題だと思うこと>

1)個人が、メディアからコメントを求められて回答したら訴訟リスクを負うの??

私もときどきですが、メディアからコメントを求められることがあります。
事実ではないことを話すなどは言語道断、
私は事実のみを回答しているわけですが、事実を話して、事実が掲載された場合であっても訴訟リスクは負います。

事実を話して、事実ではないことを掲載されることもありえます。
社会人になってからのインタビューで問題のある記者さんにお会いしたことはないのですが、
実は高校時代に実名/写真入りである雑誌社の座談会に出席したことがありまして
記事は事前確認はさせてもらえず、言ってもないこと(しかも悪いこと)を
私の発言として掲載されてしまったことがあります。

その時は訴訟沙汰になるほどのことではありませんでしたが、コンテクストが違ったら。。。
かつ通常はその場合雑誌社等のメディアが責任をもって編集を行い、掲載しているわけですから
訴訟リスクを負うはずの物が個人にくるというのは非常に恐ろしいことだと思います。

今後、個人ブログで書いた内容に対する訴訟ケースが発生することもありうるのではないかという懸念があります。

2)弁護士データベース

上記の通り、個人で訴訟されてしまった場合、たいていの場合は寝耳に水だと思います。
訴状が届いてから1ヶ月以内に答弁書を書かなければならないため、早急に弁護士を捜し、準備をして頂く必要があります。

しかし、いきなり訴訟を受けてすぐにその分野で優秀な弁護士を探せるものでしょうか。。。?

弁護士は医者に似ていると思います。
外科医や内科医、歯科医等のエキスパートがいて、
同じお医者さんでも分野が異なれば安心して任せることはできない。
私が靭帯の手術をした時は、スポーツ医学の第一人者で、膝の靭帯を多く扱い、
患者さんの評判がよいお医者さんを必死に探して手術をお願いしました。

弁護士も会社間の問題を扱う人から離婚や相続等を専門とする方など得意分野があるはずですが、
どの弁護士さんがどんな案件を得意としているのか、一般個人が知りうる術は非常に少ない。

分野別に、優秀な弁護士さんのデータベース(過去の取り扱い案件や内容、連絡先、依頼者の満足度クチコミ)がまとまったサイトがあればいいのに。。。。

実は弁護士データベースのサイトは既にあるのですが、自己申告で分野を入れているようで、色々な分野を見ると同じ人が何度も出て来ます。誰が、どの分野のエキスパートなのかがわからない。(私が知らないだけだったらどなたか教えてください)

裁判を起こされたら、命運は弁護士さんにかかっているので非常に重要なことだと思います。


3)裁判官データベース

裁判を起こされたら、我々はいやがおうにも「裁かれる」立場になり、「裁く」のは裁判官です。
世論が何を言おうと、聴衆がどう思おうと、裁判官がどのような判決を出すかに全てがかかっています。

昔、大学時代にディベートをやっていたときに、審判がうなずく/首を傾げる等の一挙手一投足を
見逃さずに戦っていたことを思い出します。観客がどう思おうと、勝敗には関係ない。

知識も、考え方も、立証責任のハードルの高さも審判によって異なるので
審判についての情報収集は欠かせないし、情報があっても反応を見ながら試合を進めないと勝てない。

ディベートの審判によってはjudging philosophyという「どのような考えを前提に審判を行っているか」を事前に開示する人もいます。

裁判でも同じですよね。

だったら、裁判官について、過去の取り扱い案件や内容、クチコミがまとまったサイトがあればいいのに。。。。

実は裁判官データベースのサイトは既にあるの
ですが、私が見つけた裁判官データベースは、どの裁判官がどこの裁判所にいついたかということしか載っていません。(私が知らないだけだったらどなたか教えてください)

一応、Knolでこんなページを作ってみたのですが、Knolはあまりこういうことには向かない気もする。
基本的には、みんなが情報をアップできるデータベースである必要がある。
Wikiaがいいのか何がいいのか、模索してみようと思います。。。


<参考URL>

ITジャーナリストの津田大介さんのブログ「音楽配信メモ」に掲載されている記事一覧

前述ですが、必読→オリコン訴訟問題の現状の詳細なまとめ

オリコンが自分たちに都合の悪い記事を書いたジャーナリストを潰すべく高額訴訟を起こす
オリコンのプレスリリースに対する疑問と今後の争点
烏賀陽さんのサイトに■お詫びと訂正■が
オリコン訴訟問題について音楽業界関係者に取材しました
オリコン訴訟問題についてより深く考えるための参照テキスト
オリコン訴訟問題で烏賀陽氏が株式会社オリコンに対して反訴を行う
オリコン烏賀陽裁判の地裁判決文をアップしました


烏賀陽さんのサイト
烏賀陽さんのYouTube channel



Fumi's 25 blog

日本語を読める方だとニコニコ動画に行ってお目当ての動画を探すのは問題ないと思いますが、日本語が話せないと面白い動画を見つけるのは難しいだろうなあ(もったいないなあ)と思いましてFumi25 blog(http://fumi25.vox.com/)という、ニコニコ動画をひたすら英語で紹介し続けるブログを作ってみました。

日本人の方でもあまりニコニコ慣れしていない方には参考になるかもしれないので、ちょっとこちらにまとめておきます。

●ニコニコ動画とは?

●初音ミク
初音ミクとは?
Miku Miku Dance(MMD) (ミクミクダンスという、ニコニコユーザの方が作った3Dアプリ)
Miku Miku Dance Cup MMDを使った動画のコンテスト
VocalomarkXSIを使ってミクの3D動画を作成
ARToolKitでミクを動かした映像
MikuMikuVoice MMD作者が作った、wavデータをVOCALOIDに入れてミクがスムーズに歌えるようにするソフト
ボカリスとぼかんないんです こちらもミクの歌をスムーズにさせるためのソフト
Aquestone キーボードで演奏するとミクの声で歌ってくれる、ライブパフォーマンス向けのソフト
UTAU人力 VOCALOIDVOCALOIDがなくてもVOCALOIDのようなことができるソフト
re:Package 初音ミクが歌ったアルバムがオリコン3位に!
御社 社長さんがみっくみっくにされてしまい、色々なプロダクトを作り始めたという一連の動画
萌車/痛車 ミクの痛車がGT走りにいったよ。しかも、御社制作で。。。
初音ミク小型化プロジェクト 技術者の方々がミクをどんどん小さくしていく競争を始めたよ

●アイドルマスター
ニコマスとはニコニコ動画に投稿されたアイドルマスターのMAD

●ニコニコ技術部
Phun
エクセルを使ってこんなことを!!?
パソコンの起動音を使って作曲しちゃう人々
同人ゲームの作り方

●音楽
中村イネさん
事務員Gさん
Maruさんのエレクトーン演奏




2008年7月4日金曜日

Business Success in Open Networks- Episode #1

LinkedIn と Joi Labs と 慶應義塾大学國領研究室
の合同プロジェクトとして、
 "Business Success in Open Networks" という映像プロジェクトを開始しました。

LinkedInとは、米国で急成長しているビジネスSNS(ビジネス利用に特化したソーシャル・ネットワーキング・サービス)。

2008
年6月には登録ユーザー数が2300万人を突破し、ニールセンが毎月発表しているSNS利用状況統計によれば、4月時点で、前年と比較してユニークビジ
ター数は361%も増えているといいます。6月17日には、既存投資家のSequoia Capital、Greylock
Partners、Bessemer Venturesが参加した、Bain Capital VenturesによるSeries
D資金調達で5300万ドルを集め、10億ドル以上の価値評価がついたことで話題を呼びました。

本プロジェクトでも活躍して頂いている折田さんが Nikkei IT Plus にて
素晴らしいLinkedInについての記事を書いてくださっているので、是非下記をご参照ください。

ビジネス利用に特化し急成長・ビジネスSNSのLinkedIn
人脈の質を保つ仕組み・ビジネスSNSのLinkedIn
日本で実名制は受け入れられるか・ビジネスSNSのLinkedIn

昨年制作した BlogTV でも LinkedIn をフィーチャーした番組を作ったので下記も是非ご覧下さい。

取材した2007年3月の時点で LinkedIn は既に黒字化しており、
社員もやる気と自信に満ちあふれており、非常に活気のある職場だったのが印象的でした。


BlogTV #35 1/3 (3月9日OA)



さて、 LinkedIn は会員が実名で登録し、職務経歴を公開し、
オープンな形でのビジネスやネットワークの可能性を追求し成功してきているわけですが
日本独自のビジネス文化と照らし合わせた時に、その可能性はどのようなものなのでしょうか。

実名社会のアメリカに対して、匿名社会の日本。
ベンチャーが活躍しやすいアメリカに対して、大企業主導の日本。
転職があたりまえのアメリカに対して、終身雇用が続いてきた日本。
そんな文化の違いは、オープンなネットワークでのビジネスの成功に対して
どのような違いを発生させるのか。

個人にとってのオープンとは?個人にとっての成功とは?
(お金があることだけが幸せではない。幸せの定義は人によって異なる。。。)
企業にとってのオープンとは?企業にとっての成功とは?
(成長するだけが成功ではない。ビジネスの成功の定義は会社によって異なる。。。)

個人や企業が情報をオープンにすることによって開ける新たな可能性、
そしてリスクについて探る為に、伊藤穰一(Joi)氏/國領二郎氏のナビゲーションにより
様々な角度から検証していくのが本プロジェクトであり、
それは今後の日本のビジネスマンの働き方や
ビジネスのあり方にとって非常に重要なのではないかと考えております。


Episode1では、Joiと國領先生により、「日本におけるオープンビジネス」の形と可能性やその背景にある考え方(サクセスとは何か/オープンビジ
ネス、オープンネットワークとは何をもってオープンと呼ぶのか/米国は本当にオープンなのか等)について考察が行われました。

Episode2以降では、Joiと國領先生が聞き手に回り、毎回素晴らしいゲストの方にご登場頂き、議論を深めて行く予定です。


ピクチャ 2.png


















それでは、Episode #1の映像をご覧下さい。


episode1


なお、実際の撮影は1時間におよびました。

カットした部分にも示唆に富む話題が多数ありましたので、下記フルバージョンも公開致します。
(動画は4本に別れています)

full-1




full-2




full-3



full-4

なお、ご参考まで6/30に中国でのLinkedInについてのリスクと可能性についての記事が書かれたところでした。








2008年6月27日金曜日

iSummit FAQ

iSummitに関して色々お問い合わせを頂くことが増えてきておりますので
FAQを始めます。随時ここに増やしていくつもりです。

基本情報はプレスリリースの時にまとめました。
今までの動画や資料等はこちらにまとめました。



●基調講演の講演者はどなたですか?

下記が基調講演者のリストになります。
リストにはまだ掲載されていませんが、角川ホールディングスの角川歴彦会長、
SONY-CSLの北野宏明さんも共に8/1に基調講演をして頂く予定です。
http://icommonssummit.org/programme/keynote.html

なお、基調講演は全て通訳がつきます。

●海外の基調講演のスピーカーがあまり聞いたことがない方なのですが?

昨年iSummitの基調講演のスピーカーはCreative Commonsを作ったLawrence Lessigさん、
Wikipediaを作ったJimmy Walesさん、Second Lifeを作ったCory Ondrejkaさんはじめ
有名な方ばかりでした。
しかし、参加者からはこのようなフィードバックがありました。

「色々なところでいつも講演をしている人より、聞いたことがないけれどとびきり面白い人の話を聞きたい!」
「白人/男性/アメリカ人だけではなく、もっと色々な国の人の話も聞きたいし、女性のスピーカーも増やすべき」等々。

そういったコミュニティからの要望に対応する為に、各地から面白いけれども
日本ではそれほど講演を行っていないようなスピーカーの方を中心に海外スピーカーはお願いしている次第です。

楽しみにしていてください。

●CCを作ったLawrence LessigさんやCCのCEOの伊藤穰一(Joi)さんの話は聞けないの?

もちろんCCの中核の人たちはiSummitに参加しにやってきます。

Lawrence Lessigさん、Mike Linksvayerさん、JoiといったCC本部の中核の方や
ブラジルで活躍しているRonaldo Lemosさん(iCommons のchairmanでもあります)や
韓国で活躍しているJay Yoonさんにクリエイティブコモンズについて初心者でもわかりやすいように
ということで「Academy」というプログラムを用意し、講演をお願いしています。

なお、Joiは基調講演にも登壇します。

●日本語のプログラムについて知りたいのですが。

基調講演以外の日本語のプログラムは以下の通りです。
(以下、敬省略)

<7/30>

○アカデミー
   講演者:Lawrence Lessig、伊藤穰一

○シンポジウム  「参加型文化を支える技術の現状と展望」
   講演者:林紘一郎(DCAJ)、木野瀬友人(ニワンゴ取締役)、和田昌之(Xarts 代表取締役)、東博暢(日本総研)、能見大二郎(エンターディヴ代表) 他

○BCCKSのワークショップ  (オンラインの本を作る)

○モスリンケージのワークショップ(CCライセンスのデザインを使ってバッグを作る)
  (6/27追記:Cシャツは8/1のみでモスリンケージのワークショップが追加になりました)

<7/31>

○アカデミー
   講演者:Ronaldo Lemos、Jay Yoon、Mike Linksvayer

○シンポジウム「自由文化と著作権政策」
   講演者:津田大介(ITジャーナリスト)、金正勲(慶應大学DMC准教授)、田村善之(北海道大学教授)、境真良(早稲田大学GITS 客員准教授)、澤伸恭(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) 他

○シンポジウム「教育モデルの拡張と変革」
   講演者:福原美三(慶応大教授・JOCW)、仲西正(NTT)、吉江弘一(FTEXT)

○シンポジウム「オープンビジネスの可能性」
   講演者:黒田由美(ニフティ)、西尾公孝(クリプトン・フューチャー・メディア)、他

○動画ワークショップ(オンライン動画をその場で作成)

○音楽ワークショップ2(テーリ•テムリッツ)

<8/1>

○シンポジウム「クリエイターの視点から見たクリエイターの権利と著作権の未来」
   講演者:飯野賢治(ゲームデザイナー)、伊藤穰一(クリエイティブ•コモンズCEO、デジタルガレージ取締役)

○Cシャツワークショップ(CCライセンスのコンテンツを使ってTシャツをデザインする)


●英語のプログラムについて知りたいのですが。

基調講演以外の英語のプログラムについては、全てテーマ毎のunconference形式になります。
unconferenceとは、部屋全員でのグループディスカッションのような物です。
スピーカーがいてスピーチをするとか壇上でパネルディスカッションを行うというのではなく
全員参加でプログラムを進行させていきます。

下記のテーマで部屋が割り当てられて、その部屋は基調講演の時間以外は
ビジネスの部屋はビジネスについて3日間、教育の部屋は教育について3日間、
じっくりどっぷりと議論をしつくしていくことになります。

Open Education Lab

教育のオープン化について、様々な切り口で議論や事例紹介が行われます。

Open Business Lab

CC+やグリーンビジネス、著作権管理団体のオープン化等についての事例紹介やディスカッションのほか、
オープンビジネスを行っている起業家の皆さんがエキスパートからアドバイスを受けられるコンサルセッションまで。

Local Context Global Commons Lab

WikipediaやGlobal Voices、Asia Commons等、各国で行われている事例や
国をまたがって行われている様々な活動についてケーススタディの紹介やディスカッションが行われます。

DIY Video Lab

映像制作を取り巻く現状、映像制作に関わる著作権問題、日本におけるMADアニメ制作の現状 :P等、話題は多岐に渡ります。

First Interdisciplinary Research Workshop on Free Culture

様々な研究テーマが投じられたワークショップです。
オープン/フリーライセンスモデルの研究、オープンライセンスの成功事例と失敗事例の研究、
フリーカルチャーの地域ケーススタディ、ソーシャルネットワークでのオープンコラボレーションのモデリング研究、
シェアリングエコノミーとコマーシャルエコノミーの技術/法的/ビジネス面でのインタフェース構築の研究等。。。

なお、基調講演以外の英語のプログラムには、通訳はつきません。

●日程はどうするのがオススメ?

7/29はクリエイティブコモンズの各国のミーティングになるので
7/30-8/1の3日間でのご来場がお勧めです。

なお、8/1の午後は全体総括、集合写真撮影の後、会議場を飛び出してモエレ沼という公園にいき、
会議場とは違った形で交流する場になります。

●ホテルはどこにすればいいの?

オフィシャルホテルは札幌グランドホテルです。

シャトルバスが出るのと、交流スペースが設置されるので
皆さんと仲良くなるには便利だと思います。

なお、株式会社ブレスさんがiSummit用の旅行パッケージを作ってくださいまして
札幌グランドホテルの部屋も50部屋押さえてくださっています。

ホテル/飛行機パッケージのお申込みはこちらから:http://bless-travel.com/isummit/

なお、上記パッケージについては以下のようなスケジュールで締切になるそうですので
お早目に。。。。

 ・7/4(金)17:00で受付終了
 ・7/10(木)入金締切り
 ・7/14(月)最終手配確認日
 ・7/22〜7/23案内書類発送

ただし、札幌グランドホテル以外でも市内であればコンベンションセンターには
地下鉄等で簡単に行くことができます。

サミット自体の申込はこちらから: http://www.creativecommons.jp/isummit08/



2008年6月12日木曜日

Magnum in Motion and Story Planet

Magnum Photos を皆さんはご存知でしょうか?

ピュリッツアー賞を取ったロバート・キャパをはじめ、秀逸な写真家集団です。
Wikipedia@マグナム•フォトによると、「世界最高の写真家集団」とされています。


1947年に結成されたということはもう60年前。。。ということで
メンバーには年輩な方も多くアナログの世界中心だったわけですが
Magnum Photos の写真をもっとデジタルの世界、オンラインで可能性を引き出せないかということで
Magnum in Motion というサイトの制作を行ったのが BJ こと Bjarke Myrthu さん。
NY在住のデンマーク人です。





Photo by  gullevek

Licensed under Creative Commons Attribution Noncommercial No Derivative Works 2.0 Generic license


Magnum in Motion をまだ見たことがない、ということは是非まずは一度見てみてください。
私は写真はまだアマチュアで素人な人ですが、しびれました。

http://inmotion.magnumphotos.com


5月の最終週にBJが来日していたので、彼のやってきたMagnum In Motion について
そして彼の新しいプロジェクト Story Planet について、
写真に興味がある人を集めてセミナーをやるというイベントを開催しました!


スピーチ2時間、QA30分と非常に長い物になりましたが大変面白かったです。
全編、動画を撮影しましたので、こちらで公開したいと思います。
写真に興味がある方は是非ご覧下さい。
(ノーカットで2時間半ですのでお時間があるときにどうぞ。。。)

bj's presentation on Magnum in motion and Story Planet



また、BJのチームが現在開発している新しいサービス Story Planet は
まもなくプライベートβ版が公開予定ですので、関心のある方はinvitation requestを出してみてください。

http://www.storyplanet.com

ちなみに、Magnum Photos 東京支社のサイトはこちらです。