今回もDEMOsa4に行ってきました!今回はiPhone祭りで大盛況!立ち見が60人も出てました。
今回は残念ながら開発者の皆さんはAPPLEとiPhone SDKのNDAを結んでいるということもあり、動画の撮影は禁止。(直後にNDAはなくなることに。。。。うみゅ。)写真を撮影してブログにアップするのはOKというルールになっていたので、写真とテキストでいきます。
「セカイカメラのセカイ」
頓智・株式会社 井口 尊仁
セカイカメラとは、iPhoneのカメラを物に向けてかざすと、位置情報にタグづけされた様々な情報をオーバーレイさせて表示するという仕組み。メガネでARを実現するソリューションは色々出てきていますが、それをiPhoneでやっちゃおうという試みです。物やポスターなどをセカイカメラごしに見ると、そのものについての情報や、それについて誰かが書いた感想など、様々な情報がオーバーレイで表示されます。「What you see is what you get(WYSIWYG)」な世界を実現しようとしています。
ショッピングモールを歩いていたら、お店やレストランの情報が表示されます。
駅の自動販売機でiPhoneをかざすと、路線図が表示されます。
まだセカイカメラをご存じない方はこちらをご覧ください。セカイカメラを世に知らしめた、TechCrunch50で披露されたスピーチの映像です。
実はこのセカイカメラの実機デモを見れると思って非常に楽しみにしてきていたのですが、結論から言うと、実機デモはなかったです(><)
なんと、井口さんのブログには実機デモはやらないと事前に書いてあったんですね。チェックしてなかった(><)
「セカイカメラは実機デモなんてできないんちゃう?」とか色々突っ込みをtwitterで頂いていたのですがこのブログに
「ただ、今回は実機デモはやらず(すいません!いろいろ準備が大変なんです)講演をさせていただきます。」
とあるので、「準備は大変だけど、やろうと思えばできる」ととらえていいのかなあと。
井口さんのはてなダイアリーも発見。
「いずれにしろ実稼働しているものを早く触っていただきたいので開発頑張ります!」
TechCrunch50では実機デモをやるかどうかの瀬戸際だったらしい。(できるってことだよね?)
「とにかくiPhoneユーザーの比率が高いはずの TechCrunch 50 で、観客や審査員がその場でiPhoneで直接タッチ&トライできるデモを果たして実現できるのか?まだまだラウンド2,3を乗り切れるかは正直未知数なのですが、ものすごく観て欲しい気持ちで一杯のデモなのです(その後、iPhoneで現地の審査員や観衆がタッチできるというデモ構想は不可能と断念)。」
既に動作プロトタイプをJason Calacanisが見たらしい。
この一例だけに限って、ライブではない作りおきのデモを認めたのだが、それはこの製品の全機能を見せる事実上唯一の方法だったからだ(TC50主催者のJason Calacanisが、動作プロトタイプが実際にiPhone上で動いているところを見ている)
。。。精度は低くてもいいので、ぜひ一度実機デモを見たいなあ~!
セカイカメラについてはたくさん記事が書かれていますが下記2本をご紹介:
20分で理解するSekai Camera〜セカイカメラ関連記事のまとめ
TechCrunch50日本勢の活躍(2)Tonchidot
で、DEMOsaでの講演はかなりコンセプチュアルだったわけなのですが、いくつかスライドの写真を撮ったのでアップします。
WEBとセカイカメラの比較。
デスクトップからモバイルへ。読むのではなく見る。リアルタイム・リアルスペースの世界へ。
セカイカメラのバリューチェーン。
TC50で一番ウケたスライドだそうです。猿が二足歩行になっていって、でも携帯電話を下に見るところから、iPhone+セカイカメラで上を向いて歩くようになるまでという図。
セカイカメラのイメージ図。
セカイカメラのコンセプト。
セカイカメラの世界。利用者はiPhoneを通じて色々な!!や?や♪を手にすることになります。
セカイカメラの利用用途。
セカイカメラのニーズのサイクル。
セカイカメラの利用シーン。
TC50でも紹介されていたエアフィルター。
セカイカメラの収入モデル。
しかし、TC50でのQAはもったいないなー ^^;;;
"Please imagine there is no web. Please join us."
"Please don't forget imagination" "Please join us."
。。。って質問に答えてない。英語ができる人がQAで壇上を降りちゃうなんてっっ(><)
とても怪しく見えてしまって、損をしてると思うなー。
。。。と、セカイカメラだらけになってしまいましたが、続けます。
DEMOsaの出演者は毎回豪勢なのですが、今回のDEMOsa4の出演者は、豪勢かつ、実際自分の手の平でいつも動かしている 「ああ、あのアプリを作ったあなたですか!!?」という親近感が :)
「newtonicaが教えてくれたこと」
有限会社Route24 代表 西 健一
Dの食卓で有名な飯野賢治さん(iSummitでもお世話になりました。。。)と西さんが共同で作ったアプリ。
従来のゲームと比べて、圧倒的に少ない人数、開発期間(平日夜と土日で3人開発3人サポートで1ヶ月)で開発し、プロモーションにTVCMみたいなお金のかけ方はできないのであくまでWEB。。。だが、結構売れた。マーケットはiPhoneが売られている国すべてに広がる!
ただし、商標登録でお金がかかり、売り上げの金額も通常のゲームより一桁二桁落ちるので、儲けは少ない。アメリカなどの大きな市場で売れないとだめ。(でもその足がかりはApp Storeにはあるよね。)
ObjectGraph LLC
President: Gavi Narra&Chief Technology Officer: Kiichi Takeuchi (武内樹一)
なんと、へぇ~ボタンアプリを作ったのもこの人たちだったんですって!
株式会社ハドソン 執行役員 本部長 柴田真人
既に公開中のゲームから未公開のゲーム(撮影禁止)まで色々!
「バーゲン教師と割勘奉行」
皮
割勘奉行。幹事さんにとってのきめ細やかな設定ができます!
「物書堂の電子辞典アプリケーション」
株式会社物書堂 代表取締役 廣瀬則仁
今、既に発売している電子辞典アプリケーション「ウィズダム英和・和英辞典」と、今後発売する「三省堂 大辞林」の紹介。
みんな気になる「ウィズダム英和・和英辞典」の売り上げ情報を、公開!みんなの目が釘付けになった一瞬でした。累計1万1千本。
Audible Realities
iPhoneをもってジャンプするとマリオな音が出るアプリ「9の1」は、ダウンロード数ではなくてジャンプした数を計算して表示 :D
あれ!皇居内でも使われてる!?
徳井さんがこだわるのは、いかにiPhoneからユーザを解放するか。
「PocketGuitar を作ったわけ」
株式会社ケイビーエムジェイ CTO 笠谷真也
「Progressive Clock」
HMDT株式会社 代表取締役 木下 誠
「iPhoneは万能リモコン」
フリーランスITジャーナリスト 林 信行
日本でiPhoneについて語るには、この人以上の方はいないでしょう、Nobiさんがトリを飾られました :D
このほかにもいつもお世話になっている駅探エキスプレス、開発者としてのぶっちゃけ苦労話が面白かった関心空間鈴木さんの「駅ベル」、小川さんのmodiphi等々3時間以上に渡る熱い講演でした。(全部書くのは無理ぽ)
なお、次回の東京でのDEMOsaは11/30開催だそうです。我こそはという方ぜひ発表者の申し込みを♪
なんと関西でもDEMOsaをやることになったもよう。10/25に京都女子大へGO!
[いいですね] 参考になりますねぇ。
返信削除yasuyukiさん、takahitoさん
返信削除ありがとうございます :D